2011/12/15

『 鍋の季節 』



寒い日が続きます。
冬はあたたかいものが本当においしく感じられますね。


グラタン、ポトフ、鍋などよく作ります。
鍋の定番はずっとキムチ鍋。
学生の頃しょっちゅう集まっては皆でお酒を飲みつつ
鍋をつついてとりとめのない話をしていた夜を思い出します。

2011/12/06

『 丘 』





今年も残り一ヶ月をきりました。

一年が終わり、新しい年がやってくるこの時期の
雰囲気が私はとても好きです。

よい締めくくりをして明るい気持ちで
やってくる新しい年を迎えたいなと思っています。

2011/11/21

『 風の吹くとき 』





いつになっても新しい発見があるというのは
嬉しいものです。


私は短編小説が好きなのですが
最近読んだ宮本輝の短編「五千回の生死」は
最近読んだ本の中でもぐっと胸をつかまれる作品で
読み終えて涙が出そうになりました。


「水だと思って飲んだら血だった」
と感じさせるような小説を書きたいと願い続けてきたという筆者。
まさに魂を揺さぶられるようなすばらしい作品でした。


もうひとつ、胸を揺さぶられるような出会い。
Fleet Foxesというバンドがつむぎ出す音楽。
「Helplessness Blues」というアルバムを聴いて
がつんとやられました。
旅に出ているような、森の中ををさまよっているような
そんな気分にさせられる音楽。聴いてすぐ胸の奥に届きました。
今の季節にとても合うアルバムだと思います。


いずれにしても
真摯に何かを創りだそうという姿勢が感じられる作品は
どうしようもなく人の心をうちますね。

2011/11/11

『 call 』



ぐっと寒くなってきたこの頃。
昨日、とても嬉しい知らせが届きました。


第10回TIS公募に応募していた作品が
銅賞を受賞しました。


信じられない思いでした。
自分の描いた作品が認められるというのは
難しい事だと実感しているので
本当にありがたい事だし、
私にとっては奇跡みたいなことでした。


自分のしてきたことに自信が持てました。
すばらしいご褒美をいただきました。
今日は誕生日なのです。

2011/11/01

『 犬 』




制作の時にはたいてい音楽をかけます。
ジャンルはバラバラ。


例えば昨日ならまずQueenを聞いて気分を盛り上げ
そのあとにOasis、スピッツ。
あとはクラシック。
大好きなピアニストのクラウディオ・アラウのピアノで
ブラームスとベートーベンのピアノソナタ。
あとはモーツァルト、ショパン、チャイコフスキー、シューマン
などいろいろと。
夜になってjazz。
ビル・エヴァンスの『Waltz For Debby 』を聞くといった具合。


いい音楽は制作にも生活にもかかせません。

2011/10/28

『 home 』


わけあって蝶のサナギを飼っています。
金色のサナギです。うそみたいにピカピカの金色。
そのサナギが羽化しました。


サナギが透明になっていって羽の模様が透けるようになり
しばらくして出てきたのです。
しわしわの羽をした蝶が。


しばらくはじっとしてその羽をゆっくりとのばしていました。
何時間かしてまるでアイロンでプレスしたような
ぴんとした美しい羽になっていました。
その模様の美しいこと。


やがて羽を羽ばたかせて飛ぶ練習を始めました。
そしてへたくそながらも大きな羽をはばたかせ
飛び立ちました。


これはとても感動的な体験でした。
不思議で神秘的で生命のすばらしさを感じずには
いられませんでした。


蝶の名前はオオゴマダラです。

2011/10/11

『 灯り 』



御茶の水にあるgallery bauhausで
ロバート・フランクの写真の展示を見てきました。


『 FLOWER IS 』と題されたパリを舞台に撮った
素敵な写真集があるのですが
そこからの写真と未発表のものやデトロイトの
工場を撮影したものなどが展示されていました。


特にパリで撮った花のある写真が素敵でした。
この方の写真がすばらしいのは周知の事実ですが
こうして改めてオリジナルプリントを眺めていると
ああ、いいなあ、素敵だな、としみじみ感じる事ができます。


一枚一枚に物語が息づいていてとてもロマンチックなのです。
そしてなによりプリントが美しい。


やはり写真の神様ですね。

2011/10/04

『 温かいスープ 』






十月になりました。
金木犀の甘い香りがしてきて
今年も秋がやってきたなあと嬉しく思っています。


だんだん温かい食べ物が恋しくなってきます。
昨夜は野菜とお肉をたっぷり入れた野菜スープを食べました。

2011/09/16

『 秋空 』



まだまだ残暑が厳しく暑い日々が続いています。


夜になると風は涼しく月も美しく
やがてくるであろう秋を感じさせてくれます。


秋は大好きな季節ですが
夏の終わりもしみじみとした風情があって
いいなあと思います。


胸の奥のざわめきがだんだんと落ち着いて
静かになっていくそんな感じです。

2011/09/08

『 一人歩き 』





学生時代からお世話になっているイラストレーターの
佐々木悟郎先生の個展を見にピンポイントギャラリーへ
出かけました。


「cherished objects」小物の魅力
と題された今回の展示では
アンティークの小物や、ブリキのおもちゃ、味のある置物などが
抜群のセンスと技術で魅力的に描かれています。


私は悟郎先生の作品は人物や風景もすてきですが
物をかいた作品が特に好きなので
今回の展示は特に楽しく見る事ができました。


たまたまご本人もギャラリーに来ていらして
久しぶりにお話することもできました。
相変わらずお元気でユーモアたっぷりで
話していてこちらまで元気をもらいました。


今日もいい作品を見て力をもらったので
私もはりきって制作にのぞみたいと思います。



2011/09/06

『 10時のコーヒータイム 』





だんだん秋の気配が感じられるようになってきました。
コーヒーもなんだかいつもよりおいしく感じます。


今日は吉祥寺にある武蔵野市立吉祥寺美術館へ
『南 桂子展 』を見に行ってきました。


南桂子さんの繊細でいて物語性のある
美しい版画が大好きです。
今回も心いくまでその世界を楽しんできました。
いい作品を見ると不思議と勇気がもらえます。


自分が描きたいものを偽らずに正直に心をこめて描く。
それを続けていく。
そうしていたら私も南桂子さんのような
素敵な絵をかけるようになるでしょうか。
そう願いたいです。



2011/06/19

『 cake aux fruits 』





梅雨空が広がっています。
涼しいのはいいのですがなんだか天気のせいで
気分もぱっとしません。
八百屋さんにでかけると青々としたきれいな
緑色の青梅がありました。
そこで今年も梅酒をつくる事にしました。
一緒に梅シロップも。
暑くなったらソーダで割って飲むつもりです。


ちょっとした楽しみができました。



2011/06/06

『 cranberry cheesecake 』




本の中のとってもおいしそうなお菓子。
その写真を見ながら想像はどんどん膨らむ。


クリームはこってりなめらかで
チェリーの甘酸っぱさがそれにぴったりと合う。
タルト生地はバターの風味がたっぷりして
フォークをいれるとざくっと切れるに違いない。


食べられないからこそ甘美で
おいしさはますます膨らんでいくばかり。

2011/06/02

『 pudding 』




私もほかの女性にもれず甘いものが好きです。
最近は自分で簡単なものなら作ります。
今の時期ならプリンや杏仁豆腐やパンケーキ。


先日、鎌倉に行ってきました。
散歩しながらいろんなものを買って食べ歩く。
なぜあんなに楽しくておいしく感じるのでしょうか。



2011/05/26

『 atelier 』




最近、日比野克彦さんの『 A Collection of the Work of Katsuhiko HIBINO』
という作品集を手に入れて毎日眺めています。
初版が1983年で私が生まれた年です。
それにもかかわらず中の作品たちは
とてもいきいきとしています。


日比野さんは私と同じ岐阜県の出身です。
同じ故郷の方がこんなにも素敵な作品を作って
活躍されているというのはとても嬉しい事です。


作品集の内容はダンボールを使った作品たちです。
とても楽しげで子供のように無邪気で夢があります。
それはとてもすばらしい力だと思います。


良い一冊に出会えて良かったです。

2011/05/10

『 childhood 』




今日は雨で蒸し暑い一日でした。


久しぶりにモンゴルの旅行で知り合った友人に
会いに行きました。
あの旅行から4年以上経ちますが今でも時々会っては
近況を報告したりおしゃべりしたり
楽しい付き合いがつづいています。


彼女は屋久島に数年間移住する決心をし、
夏からそこへ旅立ちます。
どうか良い出会いがありますうにと願うばかりです。





2011/05/04

『 museum 』









少し前になりますがニューヨークに行ってきました。
まだ春になったばかりのNYは寒くて
それでも毎日ひたすら街を歩いていろいろなものを
自分の目で見て感じてきました。
特にすばらしかったのは美術館とギャラリー。
嬉しくなるくらい素敵な作品を毎日たくさんみて
本当に刺激を受け、エネルギーをもらい、
作りだすこと、表現することの喜びを感じさせてくれました。
すばらしい作品をみると生きていて良かった、
この世界も捨てたものじゃないと大げさですが思います。

2011/03/07

『 バックパック』


今月末に久しぶりにNYに行ってきます。
前回行ったのはクリスマスの時期でした。
信じられないくらい寒くて凍えながら
しかし興奮してひたすら街を歩いたのを覚えています。
今回はどんな旅になるのか、今からワクワクします。

2011/02/28

『 カーディガン 』




小川洋子さんの「猫を抱いて象と泳ぐ」
を読んでいます。
この方の物語は映像として浮かび上がってきて
まるで静かな映画を瞼に映して見ているような
気分になります。
とても好きな作家です。

2011/02/23

『 a day 』



















冬に聴きたい音楽、読みたい本があるように
春になるとまた違った音楽を聴きたくなります。
今朝はバッハを聴きました。







『 sea light 』




日に日に温かくなってきたこのごろ。
どこかに出かけたくなります。

2011/02/07

『 pale blue 』




朝、窓を開けた時に感じたやわらかい空気と光。
今年初めて春を感じた瞬間。
もうすぐ春がくるんだなぁと気持ちが緩みました。
昔うちにいて空へ飛び立っていってしまった
水色の小鳥の夢を見ました。

2011/02/01

『 scene NO.4 』



始まりの日の海。
辺り一面柔らかな光に包まれます。





『bonheur』



毎日寒い日が続きます。
早く春が来てほしいと切に願う今日このごろです。
温かい春の空気が待ち遠しい。

2011/01/24

『 garden 』



                                                               

本日よりブログを始めます。

今年からブログを始める事にいたしました。
日々描きためている作品をどんどん紹介していきたいと
思っています。