2011/11/21

『 風の吹くとき 』





いつになっても新しい発見があるというのは
嬉しいものです。


私は短編小説が好きなのですが
最近読んだ宮本輝の短編「五千回の生死」は
最近読んだ本の中でもぐっと胸をつかまれる作品で
読み終えて涙が出そうになりました。


「水だと思って飲んだら血だった」
と感じさせるような小説を書きたいと願い続けてきたという筆者。
まさに魂を揺さぶられるようなすばらしい作品でした。


もうひとつ、胸を揺さぶられるような出会い。
Fleet Foxesというバンドがつむぎ出す音楽。
「Helplessness Blues」というアルバムを聴いて
がつんとやられました。
旅に出ているような、森の中ををさまよっているような
そんな気分にさせられる音楽。聴いてすぐ胸の奥に届きました。
今の季節にとても合うアルバムだと思います。


いずれにしても
真摯に何かを創りだそうという姿勢が感じられる作品は
どうしようもなく人の心をうちますね。

2011/11/11

『 call 』



ぐっと寒くなってきたこの頃。
昨日、とても嬉しい知らせが届きました。


第10回TIS公募に応募していた作品が
銅賞を受賞しました。


信じられない思いでした。
自分の描いた作品が認められるというのは
難しい事だと実感しているので
本当にありがたい事だし、
私にとっては奇跡みたいなことでした。


自分のしてきたことに自信が持てました。
すばらしいご褒美をいただきました。
今日は誕生日なのです。

2011/11/01

『 犬 』




制作の時にはたいてい音楽をかけます。
ジャンルはバラバラ。


例えば昨日ならまずQueenを聞いて気分を盛り上げ
そのあとにOasis、スピッツ。
あとはクラシック。
大好きなピアニストのクラウディオ・アラウのピアノで
ブラームスとベートーベンのピアノソナタ。
あとはモーツァルト、ショパン、チャイコフスキー、シューマン
などいろいろと。
夜になってjazz。
ビル・エヴァンスの『Waltz For Debby 』を聞くといった具合。


いい音楽は制作にも生活にもかかせません。